webブランディングの入門教科書

名村 晋治
毎日コミュニケーションズ (2007/02)
売り上げランキング: 29875
おすすめ度の平均: 5.0

4 web制作会社とクライアントの良好な関係,という視座
5 Webに関わるいろんな人に読んでもらいたい
5 製作者サイドの人にも読んで欲しい

amazonの書評はやめとこうと思ったけど、ここ半年ほど週末になると図書館に通っては本を4-5冊借りて読む、ということを繰り返しています。
読みやすい自己啓発本は1日1冊、新書なら2-3日で1冊のペース。マーケティングとかになるとなんとなく頭が受け付けないので時間がかかってしまいます。
だから借りる中に毎回1冊、小説を入れておいて息抜きにしたり。
で。今回紹介するのはこの半年間で文句なし第一位にオススメのこちら。
webブランディングの入門教科書
入門書かよ、ダセーなおい、ははは。これはようござんすね。なんつって知ったかぶりを気取ったところで無意味です。この本はwebディレクターが知っておかなければいけないことが全て書いてあります。往々にしてwebディレクター向けの本というと、戦略策定どころか「ディレクターとはスタッフをまとめたり管理したりする人のことで、お客さんの意見を噛み砕いてデザイナーやマークアップエンジニアに伝えて、出来上がったらお客さんに伝えて、確認してもらって、っていう縁の下の力持ちですよ。クリエイティブはあんまり関係ないですよ。仕事のやりかたは、(1)打ち合わせ、(2)企画、(3)ワイヤーフレーム、(4)プレゼン、(5)制作、(6)確認、(7)リリースですよ」なんて嘯いて、そんなことは日常の業務の中で分かっとるんじゃこのスットコドッコイが!! みたいな内容の本が多いわけですが、本書はwebサイト構築を「ブランディング」という視点で捉えることを第一に、ってタイトルどおりですけど、書いてあります。
ブランディングっていうとあれか。大企業のサイトか。それともキャンペーンサイトか。あれやろ。缶の飲み物のサイトのことやろ。そやろ。なんつって大っぴらなサイト制作ばっかりに目がいきがちですが、本書が言いたいのはそういうことじゃない。心意気の問題です。
日常の業務が忙しくなってくると、基本を忘れそうになる。お客さんにとって、サイト制作とはブランド構築そのものである、という認識を、僕たちは持たなければいけないんです。
「webは印刷パンフレットの焼き増しで十分。まず紙ありきやろ!」なんて中小企業の社長が多いですが、そういうときこ本書の出番です。ブランディングに優越はなくとも、webで作っていくのなら、必読の心構えがたっぷり書いてあります。
図書館で借りて読んだけど、これは手元に持っておくべき本だと感じました。
この値段は決して安くない。けれど、本書の価値に比べれば安いものです。
これから先の10年をともに過ごす、最初の本。
余談…
他にもこの半年で読みました。で、わざわざブログで紹介してもいいなーって思うのはやっぱり「ウェブ進化論」とか「iPhone」とか、新書が多い。
意外と新書のweb本は良書が多いですよ!!
著者の名村氏のブログはこちら。

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webブランディングの入門教科書 への2件のフィードバック

  1. 名村晋治 より:

    ググっていたらこちらの書評を拝見したので、コメントさせていただきます。
    ご紹介をいただいている書かせていただきました名村です。
    ものすごい褒めていただけていて正直びっくりしております。
    あまり堅苦しく無いように、でもしつこいぐらい同じ事を・・・・と言うことで10年ぐらいやってきた中小規模のサイト構築でのことをかかせていただきましたが、まさに心意気ですw
    このブログの書評を生き甲斐に頑張らせていただきます!
    本当にありがとうございます。

  2. ryow より:

    わー著者さんだ!!
    わざわざコメントありがとうございました!
    いやいや…読ませていただいて、ホントに勉強になりました。自分だとうまく人に説明できないことがたくさんあって、それを「これ読んどいて」で丸くおさめることができる、というのは素晴しい本だと思っています。
    ブログも読ませていただいております。