Steve Jobs偶像復活 を読みました

AppleのCEO、スティーブ・ジョブズの半生。アップルの人としてしか知らず、最近のはてな界隈ではアップル代表で超プレゼンが上手い人格者、みたいに言われてるからそうなんだと思ってたんですが、これを読むと全然違うことが分かりました。

頑固で一徹で自分で全てを取り仕切る男。エレベーターに一緒に乗りたくない重役。降りるとき、社員はクビを言い渡されているかもしれない恐怖におびえている、などなど。

アップル立ち上げ→解任→Next社立ち上げ→ピクサー(Pixar)立ち上げ→アップルCEOに返り咲き、という激動の人生。資産が数億ドルとか数十億ドルとか、もうよく分からない世界の人。

コンピューター、映画、音楽…3つの世界の偶像(アイコン)となった男の物語ですが、これが驚くほど面白く読めました。映画を見ているような激動の人生です。でもまだジョブズ神話のさわりにすぎないのかも。今後、ジョブズvsビルゲイツ、あるいはGoogle、あるいはAdobe、そういった物語も見れるのかも。そうなったとき、リアルタイムにこの男の物語の続きを知ることができれば、時代をとらえる上でも見方が違ってきそうです。

映画・音楽・コンピューター、というのは、映像と音楽とそれらの体験を全て手に入れた、という意味です。ユーザ体験の全てはジョブズの手の中に。じゃあ今後は? と考えたとき、その体験を最大化するのはアップル社の役目であってジョブズの役割じゃない。僕には想像も出来ない「次の一手」は何だろう? そう思うだけでもわくわくしてしまいます。

本っていいな、と久しぶりに思えました。絶対買いの一冊。読み終えたら売っぱらっちゃってもいいけど、一度は読む価値ありありでした。

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