5月の図書館さん


たった1分でできると思わせる話し方

3What3W1Hで考えれば頭がいいように見せられると提唱する本書は、Why/When/Where/Howを特に大事だと言っています。すなわち、問題に対して、なぜ起きるのか(理由)、いつから起きているのか(時間)、どこで/他では(場所)、どうすればいいか(方法)を常に意識することが大事。


ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047)

おなじみ佐々木俊尚さんの新書です。やっぱり口当たりがよく読みやすく面白いです。ライフログ解析や未来検索など、将来は捨てたもんじゃない、っていうか楽しみ! と思わせてくれます。情報大航海プロジェクトに対する認識もいい方向に変わりました。


企画力の教科書―アイデアよりもストーリー

企画本です。小手先のテクニックじゃなくて、事実→考え→精査、で内容を練るのが大事。あんまり頭に残らなかった。バカでスイマセン。


子供たち怒る怒る怒る

久しぶりにユヤタンを読んでみたら、鏡家サーガ時代とは次元の違うレベルになっててビックリ。子供が事件を起こすときは、ミステリ小説のような理由があるのか?否。なんとなく、だ。なんとなくテロルに手を染める。リアリティがあったように感じます。


高校生のための論理思考トレーニング (ちくま新書)

ディベートにおいて、物事を考えるときには、クレーム―データ―ワラント、という3点を意識すること。つまり「彼はカッコイイ(クレーム)」―「キムタクに似ている(データ)」―「キムタクはカッコイイ(ワラント)」という3段論法。
論文は、クレーム→データ、の流れ[演繹法]、データ→クレーム[帰納法]、対立命題→クレーム→データ[反論]からなる。


戦略思考ができない日本人 (ちくま新書)

なぜ日本人は戦略的思考ができないのか。それは、歴史的に他民族との争いがなかったからだ、とのことです。「とと様かか様の仰ることを、あいあいと御申なされ、口ごたへせず、とと様かか様の御さしづの通なされ」(手島堵庵の庶民向け教育書「前訓」)といった倫理が古来より説かれてきたからだ、ということ。八百万の神は農業神で、欧米の戦争神とは違う。なるほどそうか、と思いますが、なかなかハッとさせられる部分がなかった気がします。


非属の才能 (光文社新書 328)

出ました!我らがレイジの新書です。他人の組織になじめない、属せない才能を持った人は、変人でもヒッキーでもなく、そういう個性と能力を持っているのだ、というお話。絶薬を全巻持ってる僕にはとても口当たりがよく、脱東京を果たしたレイジをリスペクトして、NGOにでも参加したい気持ちにさえなるんですが、現実、そうはいかないと思ってしまう部分の方が大きいもの。書評はdankogaiのを読めばいいとして、弱い人をdisらないレイジはまことに立派な人だと思います。
余談ですがBバージン以降、すべての漫画を持っていて、レイジは心の師なんですが、江川達也イズムを超えたレイジの世界観、というのが確固として存在して、それはプラスのベクトルで人を巻き込む台風になっていくんじゃないかな、と思っているのです。
本書より「行き詰ったら視点を変えてみる」とあります。まず、相手からはどう見えるか?、そして10年前の自分からはどう見えるか、死んだあとの自分からはどう見えるか、窓の外の鳥からはどう見えるか、アフガニスタンからはどう見えるか、トリケラトプスからはどう見えるか、といった「俯瞰」や「対極的視点」に立って考えることで、自分の中で行き詰ること自体を見直すことができる、ということにハッとしました。今の僕は、他の全てから見て、間違ってないだろうか?


論理的思考の技術―「考える脳」をつくる50の方法

論理的に上手に考えるためには、質問の形式をとること、幅広い視点から問題をとらえること、論理の帰着点を推測する根拠を示すことが大事。
新たに直面する問題の特徴を調べる方法は、プラス点、マイナス点、興味深い点、の3つの視点から評価すること。

アンケートの回答は次のような要因で、その機能は変化する。

  • 質問項目が提示される順序
  • 質問項目に書かれている文章やことば
  • 自由回答(オープン)か指定回答(クローズ)か
  • 選択肢が与えられているか
  • 与えられた選択肢の順序
  • 中間的な質問項目があるかどうか
  • 数量(点数)による段階評価を基準とするかどうか

心のフレーミング問題:
ある問題を深く調査し、それと同時に意思決定すると、私たちの心は実際には何ら関係ないのに、問題と意思決定が関係あるという暗示にかかり、自発的に問題に対処しなければならないと思うのです。

判断基準を評価する:評価項目を総当たりで点数をつけていく

理想的な意思決定プロセス:
・問題を特定し正確に見極めること
・革新的な解決策の出発点となりうる一連の選択肢を作り出すこと
・あまり有効でなく実践的でもない選択肢を除外すること

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