シンプルマーケティング を読んだ
あぁ、こういうのをマーケティングっていうのか。と思いました。
これまで(つっても全然知識ないけど)は手法ひとつひとつを深堀りした本を読んでたんですが、入門書っていうのをまだ読んでなかったので。
で、本書は市場シェアの強さと意味の説明から始まり、商品の分析手法の紹介がメインです。
クープマンの市場シェア目標値
独占:73.9%
安定:41.7
影響:26.1
上位:19.3
認知:10.9
存在:6.8
というシェア値(%)があったとして、マーケットには最低6.8%ないと存在そのものがないと判断されてしまう。という話です。認知されるのは約11%、カテゴリ上位と思われるのが約20%、で、ユーザが100万人いれば独占市場を定義する目標になる。とのこと。
プロダクトコーン
規格(スペック)が土台で、その上にベネフィット、エッセンスが乗る形の円錐。
ユーザはベネフィットを求めるから、ベネフィット戦略が効果的。
ヘルシア緑茶でいえば
規格:厚労省の特定保険用食品認可をうけた、カテキンが沢山入ったお茶
ベネフィット:飲むだけで体脂肪を軽減する
エッセンス:権威
DCCM理論
差別性、優位性、説得性、市場性の4つの軸で商品に点数をつける方法。これにプロダクトコーンを合わせれば、戦略を立てる道筋が作れます。
規格 | ベネフィット | エッセンス | |
差別性 | |||
優位性 | |||
説得性 | |||
市場性 |