クリエイティブとアクセス解析は別れてないよっていう話

アクセス解析関係の記事はこちらのブログに移転させたんですが、そのとたんTwitterでいろいろコメントをもらいました。
ちょっとタイムラインに流しておくのはもったいない、この流れ素敵やん、と思ったのでまとめます。

ことの発端は、この記事(GAのクッキー情報を手軽にJS変数として使う「ga.utils.js」)。平たくいうと、GAのライブラリを作ったよっていう話です。

@kagua_biz
@ryownet すみません、ちょっといいですか?今回のライブラリ発表って結構すごいことだと思っていて、ブログで紹介させていただくときに興奮を抑えるのが大変でした。なぜって本来アクセス解析ツールであるGAを、サイトのクリエイティブにツカエルって、証明して下さった訳ですから。

@kagua_biz
@ryownet 本当に画期的だと思いました。今までもcookieを使ってそれなりの仕組みはあったかもしれませんが、これだけ普及しているGAですから、いろいろなアイデアが出るんじゃないかと凄くワクワクしちゃってます。私はプログラム技術がないので、こういうのが無いかな無いかなといつも思ってました。自分でクッキー切ってわざわざユーザー定義に入れてましたから。

っていうのをカグア先生に言ってもらえたんですが、いや、さすがに鋭い…。凄い感覚。

普通、「ふーん便利なんだな」くらいにしか受け取らないと思うんです。ライブラリなんて見つけても。はてブして、ツイートして、終わり。Photoshop素材やフリーのボタン画像なんかと同じで、反応はしてみるけど、ブクマしたことさえ忘れて次の記事を探すのが普通だと思うんです。

僕は最近はアクセス解析エンジニアみたいなことをやっていて、アクセス解析っていうより広告効果分析がお仕事なんですが、それ以上にHTMLとCSSとJSを書くのが好きで、さらにそれ以上にFlash作る(=AS3書く)のが好きなんですが、まぁ、とにかく効果分析をやってるわけでして。

カイゼン

で、何がひっかかったかと言うと、「効果分析」は、分析した後に改善しないと意味がないわけです。カイゼンね。
そのためには、たとえばリスティング広告ならキーワード選定を見直すとか、予算分配を考え直すとか、まぁ広告やってりゃそういうところばっかりに目がいきがちなんですが、それって結果でしかない。ではプロセスのカイゼンはどうやるかっていうと、クリエイティブそのものなんですね。

で、僕は自分でクリエイティブ作るのも好きなんですが、それってメンドイなあ、といつも思うわけです。

そして、最近は「クリエイティブが意志を持って、自身の力で自身の弱点を分析・補完・カイゼンしてくれればいいんじゃね?」と思うようになりました。
少し前のエントリでも書きましたが、「制作」と「分析」は、今は離れているけど、本当は表裏一体なんです。なので、それを補完するツールを作ってあげれば、「カイゼン」が自動化されて、僕は楽してても儲かるし、みんなハッピーな世界ができるなぁ、と思ってます。

Hadoopとかで大規模に分析する仕組みもありますが、そんなんじゃなくて、マジ小さいレベルの個々のデータが、次のデータのための改善点を挙げてくれれば、その次のデータはより良いものになっているはず。…みたいなことを3年ほどずっと考えていて、まだカケラも到達していないんですが目標としては「遺伝的プログラムによるクリエイティブ自動最適化」を実現できたらいいなあ、と思って、こつこつ仕事してるんです。

で?

カグアさんの発言は、なんとなく目指しているものが近い感じを受けました。クリエイティブのための解析であり、目的のための手段であると。それをどう便利に・上手に・効率的に使うかということをずっと考えていないと、ライブラリなんてそもそも反応できないものです。鋭いなあ。

ここまで書いて気づいた

僕が考えるクリエイティブ自動化って、ウェブ上にパーマンのコピーロボットみたいなのを実現して、沢山の僕がやりたいことをやれる世界と仕組みを求めてるのかもしれない。それと、自称クリエイターたちへの挑戦、あるいは復讐、みたいな感じなのかもしれない。
凄いものを作れない自分が、機械にまかせることで達人を超える怪物を作りたいと思ってるのかもしれない。うん、そんな感じ。本題から離れた。

入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~
入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~

この記事には、カテゴリ sonota タグは , がつけられています。