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グロースハックする人って何者なのか

2年近くまともにブログを書いてなかったのですが、年末になるとなぜかやる気が出てくるので、もう1文字でいいから書こう、と思い立ったのであります。

で、直近の僕はというと
・CMSとかwordpressのカスタマイズ案件でシステムエンジニア的なことをやったり
・システム設計的なことをやったり
・SEOやUI改善的なことをやったり
・フロントエンド制作をやったり
してました。

興味の方向としては、4-5年前からのGoogle Analyticsを使った解析、改善がベーススキルとしてあって、さらにHTMLテンプレート、CSS、JSを使った制作、あとは新サイト立ち上げのUI設計なんかをやってきてたのですが、立ち上げたらそれで終わり、みたいなケースが結構あり、まぁプロジェクトを転々とできるのでいろんな経験は詰めるものの、最初から最後までを一気通貫で面倒見るというケースは意外に少ないな、ということに気づいたのであります。

そんな中、「俺って0を1にする立ち上げよりも1を100にする改善のほうが好きだわ」と気付きました。まあ、ゼロイチはたくさんの人が関わるし、PMなんかやると人間関係うんぬんが難しいからね。GAのデータ見て自分でコントローラとビュー直してKPI達成してバンザーイ、のほうが動きやすいからね。

というわけで、結局何者かわからないグロースハッカーになりたい、なってやる、っていうかやってる、みたいな立場になったのであります。

そんな僕もそろそろいい大人なので転職市場をみわたしたりするんですが、リクナビネクストに届くオファーメッセージはほとんど全部エージェントからのものです。まぁ分かるけどね。ただ、そこには「クリエイターとして」だったり「エンジニアとして」だったり、大小さまざまあるオファーでも、たぶん転職すると動きにくくなるんだろうな、という感覚だけがあります。いや、実際にエージェントの話を聞いたわけじゃないからわからないんだけれども。

 

こちらをご覧ください。
これはリクナビネクストの「職種から探す」の一覧っぽいリストです。

さて、俺ってどっから入ったらいいんだっけ。ITエンジニアも多少できるけど、クリエイティブ系がメインかもしれない。でもSEOとかIAみたいなマーケティングスキルもあるし、かつ、それを全部活かしたいと思っている。という場合、転職サイトは使えなくなります。ががーん。

最近感じているのは「17歩」で追い詰められているカイジ

こういうことです。

 


賭博堕天録カイジ 第13巻 P84より

これ、崖っぷちの状況ですね。
生き延びるために手を打っていったら、いつのまにか選択肢がなくなっているという状態です。

僕でいうと、flasherはスマホ時代に終わりだと思ってフロントエンド開発とアクセス解析の両輪で生きてきたんですが、データサイエンティストの台頭によりその位置が急落してきたので、頭で解析してるだけじゃあかんと思い解析+改善+UI/UX設計を一人でできるというふうに舵を切ってきたのです。その結果は流行り言葉でいうとグロースハッカーになるのですが、こうなると職種としてのニッチさは「フロントエンドエンジニア」の比ではありません。しかもKPIを達成できなかったら存在価値がゼロになるというリスクを抱えているのです。まあいいけど。

グロースハッカーの本質とかコアの情報はweb上にないのかもしれない

グロースハッカーとかグロースハックでググると、nanapiしかりpixivしかりリブセンスしかりで成功体験がドヤドヤしています。しかし記事では、サイト特有の改善だったり、当たり前の「フォームの数やボタンのラベルや色」みたいな話しか出てきません。
たしかに、その「HOW TO」の部分は口当たりがよいし、簡単に真似できそうなので受けがいいと思うのですが、その前段として状況把握と仮説立案があることと、何のためにA/Bテストを繰り返したのか、その結果何を得たのかがよくわからないなあと感じました。

結局それってサイト固有のハックだから表面的なことしか共感できないでしょ。という話なのか。それだったら、グロースできる人って業界的に育たなくね?

たぶんスキルとしてはフロントエンド制作とIAとUXとシステム知識とSEO集客とかそのあたりだと思っていて、どっちかというと非機能から入る感じになるので、一昔前の「フルスタックエンジニア」と逆の立ち位置のような気がしているのです。

まとめ

PVを増やすならこうしろ、CVRを上げたいならこうしろ、ということは言えるけど、それは手法の話であって、そんなことは誰でもできるわけで、その前段の「真の課題を抽出する」がグロースハッカーのコアスキルなんじゃないかと思い始めているのです。

何をハックするか、を理解して説明できる状態になっていること。どうハックするか、なんてのはボタンの色と同じでいくらでも出てくるのでアホでもできます。なんだったら何も変えずにA/Bテストだけ回せばいい。上がった下がったの数字にも浮かれることなく、なぜ上がった、なぜ下がった、を分析できることが僕の17歩の次の一手なのではと思っていますのでブログを書きました。ということです。

Twitter bootstrapをよく参考にするけどフロントエンドフレームワークについて思うこと

Twitter Bootstrap というフロントエンド開発フレームワークが2011年の夏くらいに出ました。と時をほぼ同じくして、僕もその当時に携わっていたプロジェクトで同じようなフレームワークを作っていたので、Bootstrapはいいなあ、おしゃれだなあ、と思いつつ、作りかけのフレームワークの完成度を上げていきました。

バージョン1
バージョン2

その際、よくBootstrapのコードを眺めたり真似したりしていたんですが、さすが海外の天才が作ったのは違うよね、勝てないよね、と思っていたんですが、最近は、でもそこまでの機能はいらんよねと思うようになってきました。

IDEAxIDEAさんなんかがゾッコンらしい記事がありますが、そのくせ、「そのままのデザインはイヤだ」みたいな記事もときどき見ます。個人的には、WebサービスのUIは全部Bootstrapになればいいと思ってます。なぜか。デザインがいいから、とかじゃなくて「オレオレデザイン」じゃなくなるからです。保存ボタンや重要なアクションがあるボタンは青で、画面内で吹き出しが出たりページトップに戻ったりするボタンは白、みたいに共通の使い分けができるというのが理由です。

デザインが一般化すればするほど、Webサービスの利用目的を阻害する要因が減っていくはず、と考えます。iPad3の発表会でも、「デジタルデバイスが究極に進化すると、その存在を感じさせなくなる」という一言がすべてです。「このボタンは何だっけ」とか「あの操作をするにはどうすればいいんだっけ」という疑問は全部無駄な行動で、本当はそのボタンを押す目的があるはずです。編集した画像を忘れないように保存しておきたい、とか(保存を自動にすることでそれは達成されるけど気持ち的な問題もあるし)。ユーザにサービス自体の体験を向上させるためには、デザインも機能もすべてが透明になる必要がある、と僕は思っていて、現状、フロントエンド開発で最もそれに近いのはBootstrapじゃないかと思うのです。だからこそ、スキンはあんまり変えない方がいいと思ってます。

やりたかったことはUXじゃないかと気づいた話

今まで、Flashを作ったりHTMLを書いたりアクセス解析をしたりしていましたが、なんとなくそれらの経験が繋がったような気がしました、という話。

HTML(やCSSやJS)を書いてたときは、文字で作った構造がビジュアルになるのが楽しかったし、Flashをやってたときはデザインとインタラクション(とその仕組みになるスクリプト)が一体になっていることが、没頭するくらい楽しかったです。

それから、ただ作るだけじゃダメだなと思うようになり、解析をやり始めました。といってもGoogleアナリティクスに詳しくなったという程度でしかないけど、その構造や仕組みやインテリジェンスを理解するにつれ、これもまた楽しくなってきました。

でも、いつの間にか解析から離れ、またHTMLとかに戻ってくることになりました。HTML5やCSS3といった文脈で、マークアップや制作の楽しさを再確認していたところでした。ちなみにHTML5とCSS3は一体じゃなくて、別にHTML4でもCSS3はブラウザによって動くんだからセットでやる必要はないと思ってます。ただHTML5だとデザインとコードの分離がよりキレイにできるようになったから、「id要素はHTML構造を示す」「cssクラスは装飾を示す」「data-*要素はコードで利用することを示す」と言った感じで分離するといった書き方を底上げして薄ら笑いしたりしています。

で、本題。